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強いストレス「阿吽の呼吸」場の雰囲気や流れにうまくのって生きる・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 ガチュン(メアジ)が珍しくたくさん釣れた日、1匹だけ交じった赤い小魚を見て、息子が一言。「げっ、この魚KY(空気読めない)」

 何も魚を非難しているのではなく、仲間外れ=空気が読めないやつ、という意味で使っているらしい。私たち日本人は、場の雰囲気や流れにうまくのって生きることをしばしば要求されるが、小学校低学年でもそうなのだろうか

 いわゆる「阿吽(あうん)の呼吸」は、こちらの想定通りに相手が動いてくれないとき、強いストレスとなる。「いちいち言わなきゃ分からんのか」は、相手からすれば「ひとこと言えばすむことなのに」。逆に摩擦の種になりそうだ

 19日付くらし面の読者エッセー「くさぐさ」を、ウチアタイしながら読んだ。投稿した石川裕子さん(43)の夫は、手料理を何度も何度もほめちぎってくれるのだとか。「うまい」「おいしい」「最高さぁ」

 シンプルだけど愛情にあふれた温かい言葉は、裕子さんの生きる支えとなり、子どもらにとっても、幸せがありきたりの生活の中にあることを気づかせてくれるだろう、とつづる

 人はみな違う。同じ屋根の家族でさえ、心奥はつかめない。いわんや学校・職場・社会をや、だ。近しい人だから余計言いにくいこともあるが、仏頂面や深読みするよりは心の健康にいい。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年10月23日 
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