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豊富な資金力を持つ世襲議員が権力をにぎるという構図は変わっていない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 政治はもうかるのか、それとも金がかかりすぎるのか。もう一つはっきりしない。「故人献金」が発覚した鳩山由紀夫首相は親の資産を政治活動に投じ、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体は多くの不動産を保有する

 小沢氏の資金管理団体による土地購入事件では、虚偽記載か記入ミスかで同氏と検察側が全面対決の様相だ。ジャーナリストの魚住昭氏は「政治主導を打ち出した小沢氏を嫌う官庁の感情が底流にある」と指摘している

 ただ、腑(ふ)に落ちないのは、何のために資金管理団体がマンションを幾棟も所有し、何に使うつもりなのかだ。小沢氏が党首だった旧自由党解党時に余った政党交付金15億円が同氏の政治団体に入金された疑いがあるとも報じられた

 政党交付金は1994年に導入され、税金で政治活動を賄うことを決めた。問題点も指摘されるが、私財や献金のない一市民が政治家として活動していくための担保という意味はあると思う。そのために国民1人当たり250円の税金が使われている

 ところが、献金など豊富な資金力を持つ一部の世襲議員が権力をにぎるという構図は変わっていない。党大会でも小沢辞任論を唱える議員はいなかった

 「人間はカネに弱い」。決して認めたくない現実を政治の場を通して見せつけられている気がする。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年1月19日 
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