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普天間飛行場の移設先「最低でも県外」新たな振興策でも示せば・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 先月まで勤務していた東京で、「謎の鳥」と題した政治小話を耳にした。永田町界隈(かいわい)ではやっているという

 〈日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。中国から見れば「カモ」に見える。米国から見れば「チキン」に見える…〉と続き、〈でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている〉

 お気付きの通り、謎の鳥の正体は鳩山首相である。首相の政治姿勢を揶(や)揄(ゆ)したこの小話は、ネットでも取り上げられ、時事ネタを盛り込みながら随時更新されているのだという

 沖縄風に脚色すればこうなる。昨夏の衆院選の際、普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」と約束した鳩山さんは、負担軽減という幸せを運ぶコウノトリに見えた。だが、首相になると一転、沖縄と米国、連立与党のどちらにもいい顔をする風見鶏に変身する

 大詰めを迎えている移設協議は、キャンプ・シュワブ陸上案、勝連沖案の県内2案を軸に最終調整が進められているという。県外移設を信じて一票を投じた方にとってはサギと叫びたくなる気分だろう

 まさか、新たな振興策でも示せば、沖縄は難なく落とせるとタカをくくっているわけではあるまい。もしそうならば、県民が放つ政治不信の矢で手痛い傷を負い、支持率が急落している鳩山政権にとっては命トリになりますよ、鳩山さん。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年3月25日 
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