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一人一人の行動が「温度差」を埋め、現状を変えるきっかけになる・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 本土からの「冷たい風」と沖縄からわき上がる熱気がぶつかって前線ができ、沖縄地方に大雨をもたらした。その前線は、鹿児島県徳之島地方にまで広がっている

 沖縄が復帰38年を迎えた15日から「普天間包囲行動」があった16日まで降り続けた豪雨。大雨洪水警報の下で基地返還を訴える参加者を見ていると、天気まで基地問題の現状と絡めてしまいたくなる

 この雨は、例年の梅雨時以上に冷たく感じた。ずぶぬれとなった参加者にとってはなおさらだろう。その中でも人々の表情は、強い意志と希望を表し、参加しなかった人々にまで勇気を与えているように見えた

 このまま「冷たい雨」が降り続けば、日米安保に対する住民の支持を洗い流す。それでもやまなければ地中深く浸食し、地下にたまったマグマが噴出するかもしれない。そんな「予報」が当たらないことを願いたい

 ただ、本土からもたらされたのは冷たい風ばかりではない。平和行進や包囲行動には、本土から多くの人々が参加した。その熱い気持ちを本土でも広げてほしい

 取り上げられ方はさまざまだが、沖縄の基地問題が全国的に大きな注目を集めている。一人一人の行動が沖縄と本土との「温度差」を埋め、現状を変えるきっかけになる。参加した人々の姿に、あらためて教えられた。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月18日 
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