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立ち直ろう「五月病」周囲の気配り、目配りが予防につながる・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 きょうから5月。「風薫る」や「五月晴れ」のように、さわやかなイメージの月だが、それにもかかわらず暗い表情を浮かべる人もいる

 「五月病」。新入学生や新社会人が新しい環境になじめず、精神的に落ち込み、やる気をなくすなど、鬱状態の人全般を指す。5月ごろに現れることから、こう呼ばれる

 期待に胸を膨らませ、新しいスタートを切ったものの、思い描く理想と現実とのギャップに戸惑い、悩む。知り合いの産業カウンセラーによると、コミュニケーションがうまくとれないことによるストレスが主原因という

 新人に限らない。人事異動で部署が変わったが、そこに適応できずに違和感を覚える。うまく発散できればいいのだが、内にこもってしまうと、ストレスはたまる一方だ

 そういう人へのアドバイスとして以前、こんな話を聞いたことがある。「信頼できて、相談に乗ってくれる人を5人見つけなさい。1人だけだとその人にも負担が掛かるが、5人いれば悩みの内容で相談相手も分けることができる」

 克服には「立ち直ろう」というセルフケアが大事だが、周囲もその人の変化に気づいたら、まず一言掛けてほしい。周囲の気配り、目配りが予防につながる。人は誰しも少なからず悩みを持つ。だからこそ助け合って生きていきたい。(船越三樹)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年5月1日 
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