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甲子園から舞台を神宮に変え、輝きを増している・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 昨年春の選抜高校野球大会。甲子園球場のマウンドでその勇姿を日本中に鮮烈に焼き付けた沖尚の東浜巨投手が、今度は舞台を神宮に変え、輝きを増している

 東都大学リーグの亜細亜大に進み、先月21日の中大戦でリーグ34年ぶりの1年生初登板完封を挙げたかと思うと、5日の国学院大戦では、同リーグで記録に残る1950年以降、1年生としては初の初登板から2試合連続完封を遂げた

 ベンチ裏に、監督の配慮でさんぴん茶と黒糖が置いてあったというのもウチナーンチュらしくてほほえましい。今後はエースの証明となる1回戦での先発が濃厚となり、早くも大学日本代表候補の声も上がっている

 東浜投手が高校2年時の夏の甲子園県予選から取材した。したたる汗をぬぐいもせず、笑顔で誠実に受け答えする好青年―というのが第一印象だった。表情にはあどけなさが残るが、負けん気は強かった

 選抜準々決勝で打球を左ひざに受けながらもチームメートに「大丈夫」と言って準決勝、決勝のマウンドに立った。試合後「うそをつきました」と告白したときのいたずらっぽい笑顔を思い出す

 東都リーグは「人気の6大学。実力の東都」「戦国東都」と称される。そんな厳しくも恵まれた環境の中でさらに磨きをかけ、ますます光り輝いてほしい。(船越三樹)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年5月8日 
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