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高校野球の「夏」に懸ける思い、どんなドラマが展開されるだろう・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 第91回全国選手権大会の県代表を決める高校野球の沖縄大会が20日、開幕する。63校が聖地・甲子園球場を目指す今年は、どんなドラマが展開されるだろう

 最近では、県大会初の決勝再試合となった一昨年の興南対浦添商。昨年大会の浦添商・伊波翔悟、沖尚・東浜巨のライバル投手対決など、数々の場面がよみがえってくるファンも多いだろう

 取材を通して、その裏にある多くの敗者の涙を見てきた。グラウンドに突っ伏し、ベンチ裏の壁に額を押しつけ、真っ赤になった目をタオルで覆い隠し、チームメートや家族と抱き合い…

 グラウンドで戦った選手だけではない。ベンチ入り登録は各校20人まで。スタンドで声を枯らしながらチームを勇気づけた、背番号のない3年生の号泣する姿を何度も目にした

 3年生にとっては負けた時点で高校野球に別れを告げることになる。それだけに「夏」に懸ける思いは強い。だからこそだろう、敗れ去った選手たちは口にする。「ごめんな」「ありがとう」と

 本日付紙面の特集で、亜細亜大に進んだ東浜君は後輩に「後悔するな」とメッセージを送っている。勝ち負けだけではない。選手たち、特に3年生は完全燃焼してほしい。支えてくれたチームメートや家族のためにも―。そんな思いが込められていると感じた。(船越三樹)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年6月19日 
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