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ストリートダンスの元祖「見せる音楽」進化を続け・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 深夜のビル街に動く人影はダンス少年たち。通りかかると緊張が走る。でもふいに向こう側から「こんばんは」のあいさつ

 大きなガラスを鏡に街灯の光を頼ってストリートダンスの練習に励んでいる。彼らの、いわゆるヒップホップなファッションは一見不良っぽく映るが、それがセンスなのだ。みんなで動きとリズムを確かめつつ創作も加えている

 見えない場所で遊ぶより、ずっと健全だ。それどころか、片手で体を支えジャンプし回転を加えたりと、体操選手並みの身体能力。オリジナルな技を繰り出すパフォーマンスは、やはりカッコイイ

 行政が大会を開くほど市民権を得たストリートダンスの元祖はといえば、誰もがマイケル・ジャクソンと答えるに違いない。しかし残念ながら昨日、50歳の生涯を閉じた。同世代のダンスが好きな女性は、彼を「神様」と呼んだ

 「ジャクソン5」時代の歌って踊る天才少年ぶりも忘れられない。県出身の「フィンガー5」も彼らを模した。ソロデビュー後も「見せる音楽」は進化を続け、華麗なダンスがいつもセットだった

 ここ十数年は時に奇行も伝えられたが、絶頂期の輝きは失われていない。彼は今やっと「ネバーランド」に戻り、動物や子どもたちに囲まれて本来のピュアな心のまま永遠の時を過ごすのだろう。(山城興朝)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年6月27日 
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