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父親や母親の役割「バリアフリー化」日常的な育児に父親が積極的に参加する・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 夏休みまっただ中とあって、家族連れの姿が目立つ県立博物館・美術館。広々としたホール近くのトイレ入り口に、ずっと気になっていたマークがある

 男女の性別を示す表示の下に、それぞれ赤ちゃんのおむつ交換のデザイン。乳幼児のおむつ替え専用台があることを示す、女子トイレではおなじみのサインだが、男子トイレにも付いているのを初めて見た

 紙おむつメーカーなどの調査によると、3歳未満の子を持つ男性の84%がおむつ替えを手伝っているという。日常的な育児に父親が積極的に参加する。今の子育て世代にとっては、ごく当たり前のことだ

 父親と乳幼児だけの外出も、決して珍しいものではない。そういえば先日訪ねた総合病院で、やはり男子トイレの入り口に、ベビーキーパー(トイレの個室で乳幼児を座らせておくいす)のマークがあるのに気づいた

 せっかく乳幼児用の設備があっても、それが女子トイレや、男性の入れない授乳室だけにあるのでは父親は利用できない。気軽に使えるようになれば、父親の活動範囲はさらに広がるはずだ

 公共施設や商業施設などでは近年、障害者や高齢者に配慮したバリアフリー化が進んでいる。父親や母親の役割を固定するようなバリアーも解消できれば、街はより快適になるだろう。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年8月16日 
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