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閉塞感に満ちて、変えたいという国民の思い「新」を実感させてほしい・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 過ぎゆく年の世相を表す文字や言葉が今年もいろいろと発表されている。中でもおなじみは日本漢字能力検定協会による「今年の漢字」。2009年を象徴する漢字として選ばれたのは「新」の一字だ

 民主党新政権やイチロー選手の新記録、新型インフルエンザなどが理由らしい。ちなみに昨年は「変」だった。首相が短期間で変わったり、十一月に米国の大統領が変革を訴えたオバマ氏に決まったことなどがその理由

 今年の初めごろ通信教育会社ユーキャンが行ったアンケートで早くも今年の世相を表す漢字が予想されていた。それによるとトップの「乱」をはじめ「忍」や「苦」など、マイナスイメージの字が上位を占めていた

 確かにそのころの世相は閉塞(へいそく)感に満ちていた。それを変えたいという国民の思いが政権交代につながり、今年を「新」のイメージに変えたのだ。ただ、沖縄にいるわれわれは「新」を実感するには至っていない

 普天間飛行場の移設先を「最低でも県外」とした鳩山首相の公約を忘れない。その言葉に「新」を感じて票を投じた県民も少なくないはずだ。ところが現状は閣僚のぶれも相次ぎ「迷」の様相だ

 与党3党はきょうにも普天間移設に関する政府方針を確定するという。公約を覆すことなく県民に「新」を実感させてほしい。(久高将己)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年12月15日 
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