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季節はめぐり再び年の瀬を迎えたが、不況風は一向にやむ気配がない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 振り返ればこの1年は、昨年暮れに東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」のニュースで明けた

 暮らしのよりどころとなる職と住まいを一度に失い、寒空の下、炊き出しに並ぶ長い列。その残像は年間を通して消えることはなかった。季節はめぐり再び年の瀬を迎えたが、フ況風は一向にやむ気配がない

 12月下旬になり、求職者らの各種相談窓口や、中小企業支援の関係機関窓口をそれぞれ一つにした「ワンストップ・サービス・デイ」が県内でも相次いで開かれた。限られた回数で十分ではないだろうが、一歩前進か

 26日午後、民間団体が生活支援などの相談会を開いた与儀公園に足を運んだ。連日の雨は上がったもののどんよりとした曇り空。広場に張られたテントではボランティアたちが相談に応じ、温かい豚汁を振る舞っていた

 定職を失い4年という50代後半の男性は「体力には自信があり働きたいが、仕事が見つからない」と明かした。「あまりにもフ況過ぎる」と嘆きつつも、この日の相談で就労への助言が得られ、いくらか前向きになれた様子。救われた思いがした

 あす28日は仕事納め。官公庁はじめ多くの窓口が年内の業務を終えるが、生活ジャク者が不安なく年が越せるよう、年末年始も行政や地域のきめ細かい支援が必要だ。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年12月27日 
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