SSブログ

成人式「成人年齢」18歳を大人への入り口とするならば・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 中国陝西(せんせい)省の山あいにある小さな村に昨年、19歳の女子大生の村長が誕生した。さまざまな困難にぶつかりながらも公約実現のため日々奮闘しているという(6日付産経新聞)

 同国でも珍しい存在のようだが、19歳といえば日本では、1票を投じる選挙権すらまだない年齢だ。村の長老らからの協力は得られているのか、対外的な信用度は…などと要らぬ心配をしてしまった

 20歳イコール大人の仲間入り、と長年にわたり刷り込まれてきたためか。だがその認識を改めなければならない日が近く訪れるかもしれない

 政府の法制審議会は昨年10月、民法の「成人年齢」を今の20歳から18歳へ引き下げるべきだと答申した。実現すれば、18歳で自由に結婚や物の売買などができるようになるという。選挙権年齢引き下げの議論もある

 多くが高校時代に迎える18歳と、社会にもまれる機会の増えた20歳とでは気の持ちようも異なる。わが身を振り返ってもこの時期の2年の開きは大きい。18歳を大人への入り口とするならば、学校教育のあり方を含めて幅広い論議が必要だろう

 年明けから各地で開かれてきた成人式はきょう10日がピーク。久しぶりに会った同級生たちと互いに祝いつつも、大人としての自立・自律を考える機会にしてみてはどうだろう。20歳の記念に。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年1月10日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。