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日本一短い手紙のコンクール「笑」にもいろいろある・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 年が明けはやひと月。明るい話題を、と見回してみるが、世知辛いことばかりが頭に浮かび眉根(まゆね)にしわが寄る

 こんな時は笑ってみようか。福井県坂井市などが主催する日本一短い手紙のコンクール「第7回新一筆啓上賞」。今回のテーマは「笑」だった

 「子供の受験に親の介護、夫の減給にわが更年期!今こそ笑え笑え!笑い飛ばしちゃえ」は兵庫県尼崎市の伊賀美和さん(43)が自分にあてた文。同世代の女性が、さまざまな事情を抱えつつ自らを奮い立たせる内容に、共感と同時にこちらまで励まされた

 「世界はあなたを笑ってなんかいない」。金沢市の大学生渡辺明日香さん(21)が5年前の自分にあてた一文は、別の意味で心に刺さった。おそらく周囲の目線が気になった多感なころを振り返って「大丈夫だよ」と自身にエールを送ったのだろう。「笑い」にもいろいろある

 つらい境遇などを笑い飛ばせる分にはまだいいが、笑うに笑えない現実も。例えば県民の心を愚弄(ぐろう)するような米軍普天間飛行場の移設問題に絡む平野博文官房長官の発言。これは受け流すわけにはいかない

 30日付紙面は、ダブルでセンバツ大会出場を決めた嘉手納高校と興南高校の球児や関係者らの笑顔がそこここにあふれた。両チームが活躍し歓笑の声が響き渡る日が待ち遠しい。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年1月31日 
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