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「負担軽減」の連呼、日米政府の取り決めはあてにならない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 出勤途中のバスの中で、お気に入りの音楽を聴くのは悪くない。ジョギングが趣味の人はリズミカルに歩を進める後押しにもなる

 気分を落ち着かせたり、高揚させたりと携帯音楽プレーヤーの用途は幅広い。最近はヘッドホンも進化。音漏れもほとんどなく、周囲に迷惑をかけずに音を楽しむことができるようになった

 ただ、それも使い方次第という。米国の人気ロックバンドのメンバーが使いすぎに注意を呼び掛けている。米メディアによると、本人は長年、大音量の中にいたことが原因で耳鳴りに悩まされているという

 ステージを降りた後も耳から音が消えず、就寝中も鳴り続けている。専門家は内耳にある音を認識する蝸牛(かぎゅう)と呼ばれる細胞が、長時間大音量にさらされたことが原因と分析。音が高周波であれば負担は増し、最終的には聴力そのものが失われるという

 せっかくのお気に入りの曲だ。長く付き合うためには、便利な機材を使う本人の心掛けが必要ということだが、好むと好まざるとにかかわらず、飛び込んでくる不快な音には自然と耳をふさぐものだ

 米軍嘉手納飛行場周辺の騒音が一向に減らない。訓練移転、飛行時間の制限、外来機の無通告飛来まで。日米政府の取り決めはあてにならない。「負担軽減」の連呼は住民に届かず、耳に障る。(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年2月13日 
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