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子どもたちのさまざまな声「ワラビー」何を言われても私は私・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 「周りの人がひそひそ話をしていると、自分のことが言われていないかと怖くなります」。毎週日曜の子ども新聞「ワラビー」投稿欄に昨年、高校1年の少女の声が寄せられた

 彼女には、いじめに遭った経験があった。陰口をたたかれていたことを後から知った。以来、ひそひそ話が気になってしょうがないという

 読者は敏感に反応した。「自分の友達は悪口を言わないと信じたら気が軽くなる」「自分に自信が持てたら『何を言われても私は私』と思える。何でもいいから一つのことを頑張ってみよう」―同世代の仲間たちが自分の問題ととらえ真剣に考えてアドバイスを送ってきた

 毎週、子どもたちのさまざまな声があふれる投稿欄。思わず吹き出してしまったり、ほのぼのとした話題が多いが切実な内容も少なくない。最近では受験勉強の悩みやバレンタインデーにちなみ恋の相談も目立った

 「車からたばこをポイ捨てするところを見てしまった」という中学生には、翌週「学校の先生が運転しながら携帯電話を使っているのを目撃したことがある」と別の中学生が応じた。その澄んだ目で大人を真っすぐに見ている

 「ワラビー」は今日600号を迎えた。支えてくれる大勢の「ワラビーっ子」たちに感謝しつつ、柔らかいその心に今後も寄り添いたい。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年2月28日 
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