SSブログ

親の経済力で子どもの将来が限られてしまう社会では、希望も持てず未来はない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 花言葉は「純粋な愛情」「母の愛情」。街の花屋に真っ赤なカーネーションがあふれる季節

 「母の日」にちなみ、子ども支援の活動に取り組む国際NGOセーブ・ザ・チルドレンが「母親になるのに最も適した国」ランキングを発表した。対象160カ国中、日本は32位。ちなみに1位はノルウェーだった

 日本の場合、5歳未満のシ亡率や子どもの就学に関する数値は相対的に高かったものの、女性が働きながら子育てする環境に課題があるとされたようだ。確かに子育てを支援する社会的な態勢は十分ではなく、追い詰められている母親たちは少なくない

 「体を壊すほど働かなくては生計を維持できない」「(生活や精神面で)安定できない状態は子どもの負担にならないか心配」―NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」がこのほどまとめた教育実態調査報告書からは一人で子どもを育てる母親たちの悲痛な叫びが聞こえてくる

 母子家庭の厳しい状況は、そのまま子どもたちを直撃する。「親の経済力で子どもの将来が限られてしまう社会では、希望も持てず未来はない」と高校生の息子を持つ母親は嘆いた

 わが子を思う母の愛情だけでは立ちゆかない現実がある。支援の充実は急務だ。日々頑張っているお母さんたちに、希望を失ってほしくない。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月9日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。