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平和行進「沖縄通」歴史を知り、現場を歩いてはじめて見えてくることがあるはず・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 趣味に没頭しうんちくがどんどんたまっていくと、次はそれを披露したくなるのが人情だ。「いやぁ、通だね」と言われて悪い気はしない

 映画通に音楽通、最近ではラーメン通も増えた。4週間後に迫ったワールドカップ南アフリカ大会に向け、サッカー通は戦術論や優勝国予想で盛り上がっていることだろう

 「民主党の中で一、二の沖縄通」と公言しているのは、山岡賢次国対委員長だ。党女性議員の会議で「普天間の話は直接国民の生活には影響しない」と述べ、伊敷郁子糸満市議から猛抗議を受けて発言を撤回。その後、釈明の中で出た言葉だ

 「沖縄は第二の故郷」とよく口にしていた小渕恵三元首相がシ去して、きょうで10年がたつ。本土復帰運動にかかわるなど学生時代から何度も沖縄を訪れ、反対論が根強いなか2000年の沖縄サミット開催を決断した

 小渕さん亡き後、首相の座に就いたのは6人。世代交代も進み、沖縄問題に熱意を持つ本土の政治家は減った。普天間移設について声高に論じる人は多いが、付け焼き刃では半可通ぶりを露呈するだけだろう

 今日から5・15平和行進が始まる。沖縄の歴史を知り、現場を歩いてはじめて見えてくることがあるはずだ。本土からの参加者はぜひ沖縄通になって、この島が抱える問題を伝えてほしい。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年5月14日 
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