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先行きが不透明で将来設計がなかなか描きにくいが「花柄ブーム」・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 まばゆいほどの輝きが紙面からも伝わる。南風原町宮平の畑に一面に咲く約2万5千本のヒマワリ(17日付第2社会面)。迷路に興じる子どもたちの歓声が、聞こえてきそうだ

 最近は、街の中でも〝花畑〟にお目にかかる機会が増えた。女性たちの間で流行しているという花柄ファッション。小花柄をモチーフにした服やバッグなどを店頭でも目にする

 実はこの花柄、かつての高度成長期やバブル期にも流行したそうで、「花柄は景気回復の兆し?」とする記事を毎日新聞で読んだ。「明るい色が流行すると景気が上向きになる傾向がある」「花柄ブームは、景気回復の明るい兆しでは」との服飾専門家の言葉を紹介している

 「ファッションは景気動向を映す」というものの、ファッションの流行も景気動向も周期的なものなので、過去のブームが偶然重なっていたとも考えられよう。が、良い兆候なら大いに歓迎したい

 各種調査によると、県内の景況は「停滞感が弱まり、持ち直しの動きもみられる」「緩やかながら回復基調にある」などの見方。ただ、依然として厳しい状況にあるようで、生活者一人一人が改善を実感できるほどではない

 先行きが不透明で将来設計がなかなか描きにくいが、花をめでる心のゆとりは持ちたいもの。自ら花咲く心意気も。(奥村敦子)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年7月18日 
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