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目標を実現させる受け皿「学ぶ場」を確保することは生徒たちの目標実現のために欠かせない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 中部農林高校定時制3年の平安座明美さんは生徒会の副会長を務め、学校行事の企画や運営に大忙しだ。まわりとちょっと違いがあるとすれば、三男の息子と同級生ということか

 今48歳。10代のころ、友人とのトラブルをきっかけに高校進学をあきらめた。就職したが、母や祖父母の介護が必要となり、生活は楽ではなかった

 結婚で安定した生活を望んだが、次男に障害があり、苦労は重なった。ただ、障害と向き合い、書物に触れることで学ぶ意欲がわいた。「(その)気持ちを抑えられなかった」

 三男の高校進学を機に生活を一変させた。仕事と学校、家事。想像以上に大変だが、夫や息子たちの協力が支えだ。学校でガス溶接や園芸の資格も取り、学園生活は充実している

 彼女の挑戦の支えになっているのが学校の存在。県内には定通制高校が8校あり、4千人近くの生徒がいる。病気や金銭的理由、抱える事情は違うが、それぞれにドラマがあり、目標を実現させる受け皿となっている

 だが、全国的には統廃合が進む。給食費補助の削減など、生徒たちの負担が大きい。「学ぶ場」を確保することは生徒たちの目標実現のために欠かせない。平安座さんは農業大学校への進学を考えている。将来、次男が世話になる自立支援の作業所を支援するのが夢だ。(石川達也)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年10月10日 
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