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夢かなう「青いバラ」夢を追うこと、夢を諦めないことの大切さ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 サントリーが世界で初めて開発した「青いバラ」の販売が3日から首都圏で始まり、予約が殺到しているという

 バラには青い色素をつくる能力がなく、バイオ技術を活用し、青色をつくる遺伝子をパンジーから採り入れたのだという。同社が研究開発を手がけ、発売までに実に約20年の歳月がかかっている

 開発までは失敗の連続だったという。研究者たちは、幻の花を咲かせたいとの情熱の芽を自ら摘むことなく、汗と涙も肥料にして大輪の花を咲かせたのだろう。今回の開発に伴い、青いバラの花言葉は、「不可能」から「夢かなう」に変わった

 夢がかなうといえば、今年4月、英国のオーディション番組で美声を披露し、一躍有名になったスーザン・ボイルさん(48)の名が浮かぶ。きのうから発売された初アルバムは、英国や米国などで過去最高の予約数という

 あか抜けない風貌(ふうぼう)で審査員らの失笑を買ったが、驚異的な歌唱力で感嘆に変えたシーンは痛快だった。「不可能」と陰口をたたかれても、歌手になるという夢を諦めなかった彼女の芯の強さには惹(ひ)かれる

 中年の筆者には、「夢」といえば、いびきをかいて寝床で見るか、宝くじに託す程度になってしまった。夢を追うこと、夢を諦めないことの大切さを、青いバラと「遅咲きの歌姫」が教えてくれる。(稲嶺幸弘)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年11月26日 
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