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「はやぶさ」独自性の高い衛星や探査機をつくるのは日本のお家芸らしい・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 日本のロケット開発は1955年に糸川英夫が、長さ23センチのペンシルロケットで行った発射実験で幕を開けた

 レーダーなど観測装置が不足しているため、通常垂直に打ち上げるロケットを水平に発射し、データを収集する。資金がなければ小さな物で実験を重ね、巨大化して実用化する。大ベストセラーとなった「逆転の発想」などで明かしている

 その博士の名前を冠した小惑星「イトカワ」に着陸した探査機「はやぶさ」が約60億キロの旅を経て、7年ぶりに地球に帰還した。小惑星を往復するのは世界初だ。惑星の砂が採取できていれば、太陽系の成り立ちの解明につながるという

 エンジン故障などで一時行方不明になりながらも、必シに飛行を続ける「はやぶさ」の姿に励まされ、応援した人も多かったようだ。未知の領域への挑戦、それを支える技術者の粘りが感動を呼んだのだろう

 自動車の相次ぐリコールなど、日本の高い技術力や品質に対する信頼を揺るがすような事例がみられる中、技術者らが自信を取り戻すきっかけにもしてほしい

 小さいが、独自性の高い衛星や探査機をつくるのは日本のお家芸らしい。「はやぶさ」の成功は、糸川博士の柔軟で独創的な発想が受け継がれ、日本の強みとして発揮できるということをあらためて示してくれた。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年6月15日 
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