SSブログ

都会の人は歩き、地方の人は歩かない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 東京にいたころの移動手段はもっぱら電車で、よく歩いた。自宅から八百メートルほど離れた駅まで歩き、地下鉄の乗り換えで構内を五百メートル以上、さらに職場まで数百メートル。駅の階段を何度も上り下りした

 今はというと、「ドア・ツー・ドア」の生活。便利さに慣れてしまったせいか、五分とかからないコンビニへ車で向かい、スーパーでも出入り口に近い駐車スペースを探す癖がついている

 「都会の人は歩き、地方の人は歩かない」。食育白書でも傾向は顕著だ。一日の歩行数の平均は男性七千五百二十六歩、女性六千六百六十三歩。歩行数が多いのは東京、神奈川などを中心とした地域だった

 沖縄は男性が七千二百二十四歩と平均以下、女性は六千七百七十三歩で若干上回った。極端に少ないわけではないが、都市部と比較すると五百歩から千歩の開きがある

 見逃せないのは肥満者の割合との関連だ。都市部で低く、地方で高いのは、運動量の違いだろう。車にどっぷりつかる地方の場合、意識して歩かない限り歩行数を増やすのは難しい

 ウオーキング好きの友は「季節の移り変わりを肌で感じること」が最大の魅力と話す。どんなに健康によくても苦行は長くは続かない。まずは「歩いた分だけ食べられる」を励みに、今年こそ歩くライフスタイルにチャレンジしたい。(森田美奈子)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年1月16日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。