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老いの入り口は微妙な年ごろ、若者にはないエネルギーを発揮・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 新六十五歳となる男女が、「見せるぞ老人力」「朗らか人生」などと書かれたプラカードを持ち町内を練り歩く。三線を弾き、太鼓を打ち鳴らしながら。そのおおらかさに面食らったのは、町民の方だったという

 今月初め、金武町で行われた老人会入会記念パレードの記事(19日付、市町村面)が目を引いた。酸いも甘いもかみ分けた先輩方の味な演出に、思わずニヤリ

 老いの入り口は微妙な年ごろで、老人クラブを敬遠する人も多いのだが、呼び掛け人となった金武中十二期生の面々は「誰もが必ず通る道。一人より仲間がいた方が楽しい。老後の第一歩を自分たちらしく迎えたい」と前向きだ

 全国老人福祉施設協議会の「六十歳からの主張」の入賞川柳に、「ヒラ通し 定年後すぐ 町会長」とユーモアたっぷりに地域デビューを詠んだ作品があった。昔の肩書ではなく人間力で勝負しようとの心意気が伝わる

 金武中十二期生も「時間にゆとりのある老人特有の、若者にはないエネルギーを発揮」とやる気満々。自分の時間を好きなように使える、定年後の特権を有効に利用しようというのだろう

 子育てならぬ孫育て、通学路の見守り、地域の相談役、ボランティアの担い手などなど。シルバー世代への期待は大きい。底力見せてください。(森田美奈子)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年1月23日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

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