SSブログ

花の濃淡や樹形はそれぞれに個性があって・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 昨年この欄で本部町八重岳の桜並木に触れ、早く後継木を育てるべきだという提言を紹介したら、取り組みが始まっていた

 提案した並里康文さんの働きかけなどを受け、町は木の健康状態を把握するためにレントゲンをとるなど調査をスタートした。暮れにはまず町職員と議員が、木の間や駐車場に約百本の苗木を植え、今後も年次的に進めるという

 一方で町観光協会は、本部産の品種として農水省に登録された優良種から接ぎ木を取り、水納島を含む町全体に桜を植える運動を続けている。桜の咲く里として全国にアピールしていこうとの考え

 同協会の當山清博副会長は「もう少し道幅を広くとり、ゆったり散策しながら楽しんでもらえたら」と桜並木の将来図を描く。「先人が残してくれた財産をさらに増やし、子や孫に渡さなければ」とも

 昨日その並木道を頂上までたどってみた。ちょうど七分咲きくらいで今が見ごろ。木に目をやると、幹がえぐれて洞になったり、根っこから大きく傾いたり、道ばたには囲いだけが残っている所も

 枝ぶりが見事な木は盛り上がるように花を咲かせ、私たちに元気を吹き込んでくれる。花の濃淡や樹形はそれぞれに個性があって四キロの道も飽きない。二世も豊かな個性を引き継ぐことだろう。(山城興朝)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年1月24日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。