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グローバル資本主義は格差を拡大し、地球環境を汚染する「モンスター」・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 このところ、経済論壇が活況を呈している。とりわけリーマン・ショック以後の世界同時不況を受け、市場原理のみに経済を委ねる危険性を指摘する論調が目立つ

 中でも話題を集めているのが、かつて構造改革の旗手として規制緩和を推進した中谷巌氏の市場原理主義批判だ。氏は自ら「転向」という立場を表明。グローバル資本主義は格差を拡大し、地球環境を汚染する「モンスター」だという

 氏の論はさらに、小泉内閣になって加速した構造改革により日本社会の良き側面も破壊されたと強調。雇用改革が貧困層を増大させ、医療改革が救急医療難民を生み、日本の安心・安全神話を破壊したとする

 これと対照的なのが小泉内閣で経済財政相などを務めた竹中平蔵氏。朝日新聞とのインタビューで「現実の経済政策は市場や規制緩和が善か悪か、という二分法ですむ単純な話ではない」と反論。さらに「一人一人が勉強して稼ぐ力を身につける自助自立の社会」を力説する

 専門的な論の是非は判断できないが、世界同時不況の荒波の中であらためて痛感するのは、循環を繰り返す経済を制御することの難しさである

 暗いトンネルからいつ抜け出せるのか。先が見えない。信州大教授の真壁昭夫氏が指摘するように、「国内には政治という大きな不安要因が残る」(久高将己)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年3月24日 
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