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手書き「ノート活用法」勉強もスポーツも仕事も周りの支えがあってこそ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 パソコンやインターネット全盛の今、手書きのノートが脚光を集めている。受験に強い東大生のノートのまとめ方を記した本や共同開発したノートも話題だ(22日教育面)

 文藝春秋社のスポーツ誌「ナンバー」9月17日号では、サッカーの中村俊輔選手、プロ野球の野村克也監督らのノート活用法を紹介している。超一流であり続ける理由が垣間見え、興味深い

 長年にわたって試合や練習を記録し続け、常に課題や目標を設定。己を熱く鼓舞し、冷静に管理する。膨大なデータは武器となり、つづった迷いや悩みはやがて普遍的な仕事観、人生訓へと昇華する

 見開きカラー写真で登場するのは、沖縄尚学高校野球部。52人の部員の手にはやはりノートがある。部内で起きた不祥事を機に部員の内面をつかむために始めたそうで、比嘉公也監督が練習前に提出させ、終わるまでに目を通し、必要があればコメントをつけて返す

 叱咤(しった)激励や技術論など部員とのやり取りの中で面白いエピソードがあった。「図書館の先生が応援してくれた」と書いた部員に、「図書館の先生にも立派な名前がある。名前で書け」

 勉強もスポーツも仕事も周りの支えがあってこそ。栄光を目指すのは当然だが、人生それだけがすべてではないことをこれらのノートは教えてくれる。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年9月25日 
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