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理想を掲げて「ターニングポイント」日本にとって大きな転換点となりそうだ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 先見性という資質とは縁遠い筆者などは、後で振り返ってはじめて気付かされることが多々ある。情けない話だが、現在の状況に至る重要な節目ほど、そのときは気付かないのだ

 それが個人的なレベルならご愛嬌(あいきょう)だが、社会的な問題となると、話は違ってくる。将来を左右するターニングポイントとなる出来事が起きているなら、われわれは的確にそれを認識しておく必要があるだろう

 民主党政権によるさまざまな政策の見直しは、その端緒となる可能性は十分だ。効果は未知数ゆえ善しあしに言及はできないが、長年自民党政権の下で構築されてきたシステムにメスが入れられようとしていることは事実だ

 中でも鳩山首相が打ち出した温室効果ガスの25%削減目標は、日本にとって大きな転換点となりそうだ。エネルギーを石油、石炭など化石燃料に頼る本県にも大きな影響が予想される(本紙3日付経済面)

 美ら島大使を務める野中ともよさんは、時代の変化を見据えて沖縄にエールを送る。「それじゃメシは食えないと言われてきた〝青い空と海と太陽〟こそが、21世紀のメシの種になった」

 未来を映す鏡はないが、理想を掲げて歩むことはできる。望ましい沖縄の実現に向けて、ある程度の先見性とターニングポイントを見過ごさない自覚は必要だ。(久高将己)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年10月6日 
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