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発光ダイオード(LED)式の電球が静かに市場を広げている・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 エジソンが白熱電球を発明して130年余の今年、国内大手メーカーがその電球の生産を止めた。電力消費の多さから政府が進める地球温暖化対策のため数年後には市場から消える運命だ

 沖縄での登場は明治末期の那覇市辻町。「田舎から腰弁当を持ってそれを見物に来た」(沖縄事始め・世相史事典)ようで、当時の電気工は魔術を使うと人気を集め、琉歌にも詠まれた

 裸電球のぬくもりに思い出を重ねる世代にはさびしい話だが、時代は移り、今や発光ダイオード(LED)式の電球が静かに市場を広げている。消費電力が少なく、寿命が長いのが特徴で「10年間交換要らず」の商品もある

 ただ、LED電球は1個2000円台とまだ高額で、売り上げは照明機器全体の1割程度にとどまるそうだ。エコポイントの交換制度を追い風に、交換の手間が省けると、高齢者世帯に販売攻勢をかける

 照明界の新人ながら、航路標識や信号機には早くからLEDが導入された。灯台の明かりやブイなどの標識は20年前から交換、現在95%がLED化した。信号機も車両用3割、歩行者用2割にのぼる

 さて日本の政界は時代が変わっても政治の中身が向上する気配が乏しい。明るい次代を照らせる政界のニューフェースはどう生み出すのだろうか。有権者の責任を感じる。(上間正敦)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年6月2日 
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