SSブログ

「夢」には、その実現に向けた強い意志や実行力、責任が伴わなければ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 初夢の定義には諸説あるが、年初に見た夢の内容で1年の吉凶を占うという風習だ

 気がつけば三が日も終わり、どんな夢を見たかも定かではない。いい夢を見るためには「宝船」の絵を枕元に敷くなど古い言い伝えもある。それなりの準備と意思が必要だということだろう

 国民の大きな変革への期待を受けて誕生した鳩山政権が初めての新年を迎えた。発足から100日余り。景気回復や基地問題の解決、自らの献金問題。正念場を迎えるこの年頭に、鳩山首相がどんな初夢を見たのか興味のあるところだ

 米軍普天間飛行場移設問題では、総選挙前に明言した「県外・国外」の言葉が着地点を探しあぐねている。政治家が語る「夢」には、その実現に向けた強い意志や実行力、責任が伴わなければ、ほとんど意味はない。同問題をめぐる閣僚、与党間の「同床異夢」のような言動も気になるところだ

 名護市辺野古への移設案を容認してきた自民党県連が今月から、県外移設を求める方針に転換するという。鳩山政権への思いはさまざまだろうが、普天間の固定化を避け、県民の負担を減らそうとの思いは与野党ともに共通する

 政府は5月に移設方針を決める予定だ。汗ばむ季節に、結局沖縄の基地負担は変わらなかったという「悪夢」だけは見たくはない。(浜元克年)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2010年1月5日 
創価学会 地球市民 planetary citizen 仏壇 八葉蓮華 hachiyorenge
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。