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「チャレンジすることの大切さ」社会ではすべて順風満帆にいくことはまずない・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 新年度がスタートしてほぼ1週間。新しい環境、職場、出会い―。新緑のみずみずしさにも似た気分で―といきたいところだが、このご時世。年度の初めから厳しさが先行した

 1日に発表された日銀短観(企業短期経済観測調査)の3月の数字。予想はされたとはいえ、企業の景況感は調査開始以来の最悪水準となった。いくつかの解説では、底打ち後もV字回復は期待できず、低迷が長期化する「L字」形を予測している

 関連して県内企業の景況感も大幅に悪化。日銀那覇支店発表の県内の短観では、頼みの観光や消費も弱く、同支店では「不況の波が(県内にも)本格波及した」と分析している

 晴れぬ気分の一方でフレッシュだったのが新入社員の姿。県内の入社式でのトップの訓示は、こちらの気持ちも引き締めてくれた。中でもチャレンジすることの大切さと人材こそが企業の資産という言葉が響く

 内定取り消しにあった学生を採用した企業の入社式の記事(朝日新聞1日付夕刊)。意欲が買われて採用された女性は「すごくつらいことだったけど、自分自身が努力して成長することが大事だと知った」

 社会ではすべて順風満帆にいくことはまずない。加えてこの不況、前には石ころだらけの道がある。もしもつまずいたら、前を向いて立ち上がろう。(久高将己)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年4月7日 
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