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「デジタル写真ワークショップ沖縄」新しい才能の発掘の重要さ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 新学期が始まった。新1年生のランドセルがまぶしく見える季節がやって来た。新しく何かが始まる興奮が伝わってくる

 写真家・東松照明さん(79)が新しい仕事を手がけている。「デジタル写真ワークショップ沖縄」がそれ。18歳から29歳までの沖縄在住の若者を対象に写真の心得や技術を伝授しようという試み。実費は自己負担だが、受講は無料だ

 東松さんといえば日本を代表する写真家。そのカリスマ性は健在だ。7年前、県内で個展を開いた際、関連のシンポジウムに荒木経惟、森山大道、中平卓馬らそうそうたる顔がそろったものだ

 沖縄でのワークショッップは、1970年代に開いて以来、三十数年ぶり。ただ、その意味合いは少し違うようだ。先日、自宅にお邪魔してうかがったら興味深い返事が返ってきた。「お世話になった沖縄への恩返しの気持ち」だと

 今回のワークショップ。先週木曜の文化面に短信として出したが、反応はあまり芳しくないようだ。「本人撮影の写真20点持参という条件にびびってるんじゃないか」と東松さん。挑発気味だ

 先週、この欄で沖展について書いた。新しい才能の発掘の重要さを強調したつもりだった。東松さんの仕事はまさにそうした課題への具体策といえる。(真久田巧)

大弦小弦 沖縄タイムス 2009年4月8日 
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