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社会を明るくする運動「放課後に輝く子」大人と子どもの情熱のコラボ・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 本紙子ども新聞「ワラビー」は、神戸連続児童殺傷事件の翌年1998年にスタートした。勉強やスポーツだけじゃない、「放課後に輝く子」をたくさん取り上げていこう、と決めた。とにかく表舞台に引っ張り出し、声を聞きたかった

 きのう浦添市で開かれた「社会を明るくする運動」で、市内の小中学生による劇が披露された。抗争で入院した暴走族のリーダーが重い病の少年と出会い、人に必要とされる喜びを見いだしていくストーリー

 大半が素人。2カ月特訓を積んだとはいえ、せりふが飛んだり、進行を間違えたりするなど、つたない舞台。それでも1000人を超す観客はコミカルな演技に笑い、ホットな青春群像に共感の涙を流した

 市教委の仲盛康治さんらが指導にあたった。深刻な悩みや問題を抱える生徒もおり、いつのまにか狂ってしまった歯車を元に戻したい、今の自分を変えたい、と挑戦した理由を話したという

 〝やんちゃ〟な生徒たちもスカウトした。「嗅覚の鋭い彼らに、褒め殺しは通用しない。本気の大人にしかついてこない」。皆がまじめに懸命に役割を果たした

 今後、劇はウチナー口版、英語版も構想中。「ハリウッド! あるかもよー」。ノリは軽く、稽古は厳しく。大人と子どもの情熱のコラボ。輝ける舞台は無限だ。(平良秀明)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年7月10日 
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