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「何でもよく写る」デジタルカメラの進化はまさに日進月歩・・・ 大弦小弦 八葉蓮華 [大弦小弦]

 親類が集まった食事会で、わずか2歳の甥っ子や小学低学年の姪っ子たちに一眼レフカメラを持たせ、自由に撮らせてみた

 これが実によく撮れている。構図など細かいことはさておき、写っているお母さんや、おばさん、じいちゃん、ばあちゃんたちの表情がとても自然で柔らかいのだ。記者としてカメラを25年間持ち歩いた筆者も脱帽するしかない

 確かに、高機能カメラだからオート設定にすれば何でもよく写る。それよりも撮影する子どもを見る大人、つまり写される側の警戒心や緊張がとれ、温かい目で見守る柔和な表情になるからだろう

 ところで、デジタルカメラの進化はまさに日進月歩だ。約1年前、写真の大家である東松照明さんと雑談する機会に恵まれ、まだフィルム派かと聞いたら「デジタルの性能も上がってきた。自分も使い始めている」と話していた

 実際に、コンテストはデジタル作品が主流になっている。パソコンで容易に加工できるが、明るさや色調などフィルムと同じ修正はOK。ただし合成や一部消去などは後で賞が取り消されることも

 デジタルは現像代が要らず経済的だ。すぐに写り具合を確認し、失敗したコマは消去できる。大型連休も後半に入った。限りない才能を秘めた子どもたちに、遠慮なくバシバシ撮らせてみては。(山城興朝)

 大弦小弦 沖縄タイムス 2009年5月2日 
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